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会議番号:3726 開催期間 2023年10月13日- 10月27日
虐待禁止条例の改正案を提出していた埼玉県自民党県議団が9月定例会での成立を断念というニュース、みなさまも注視していたのではないでしょうか。 「子どもを車に置き去り」というのは、実際に命が奪われているケースもあり、ネグレクトにあたります。 ですが、このほかにも、「子どもだけで登下校する」「子どもだけで公園で遊ばせる」「子どもだけでおつかいに行かせる」「高校生のきょうだいに子どもを預けて外出する」という文言が並んでいて、びっくりした方も多かったのではないでしょうか。 ネット署名もスタートし、議論も巻き起こったこともあり、上述した通りに成立断念とはなりましたが、そもそも自民党県議団が提案した改正案は10月4日に内容が明らかになり、そのまま通ってしまう可能性もありました。 「県議団は、パブリックコメントを団のホームページ上で1カ月間実施し、各種団体にも意見を求める文書を送付し、『反対は少なかった』」(2023年10月10日東京新聞)とのことですが、どれだけの県民がこの件について知っていて、反対する余地があったのか、それを吸い上げてもらえたのかも疑問です。 埼玉県「虐待禁止条例改正案」取り下げ。良かったですか? もちろん、子どもを虐待から守るということはとても大事なことです。しかし、今回の埼玉県自民党県議団の「虐待禁止条例改正案」はあまりにも、子育ての状況に即していないものと言えるでしょう。 取り下げについて良かったかどうかを投票していただき、子育て中の方は、子育ての状況が理解されないなど、どんなことで困っているのかを具体的に、子育て中の方もそうでない方も、何をしていけば虐待をなくせるのか、今回のニュースで考えたことなどを、ぜひ具体的に教えていただければと思います。★高祖議長の過去の円卓会議より・こども家庭庁、期待しますか?・児童虐待、過去最多。通告、ためらいますか?・部活での暴力。防ぐ方法、ありますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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