働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3753 開催期間 2024年08月23日- 08月30日
孫が熱を出したので迎えに来てほしい、という電話を保育園からもらったことがあります。母親は職場にいたのですが、旧姓を使っていたので、保育園から職場への電話に「そんな名前の人はいない」と、いうことになったようです。NHKの朝ドラ「虎に翼」は、夫婦別姓が法律上認められないので、主人公が同棲婚を選ぶという展開になっています。夫婦別姓を選択できるという自由がなぜ認められないのか、自民党が総裁選を機に改革をめざすというのなら、選択的夫婦別姓の法制化についても、ちゃんと議論してはどうでしょうか。そんなことを考えて投稿を求めたところ、いろいろな視点からの投稿をいただきました。ありがとうございます。 総裁選の有権者は、自民党の国会議員や党員、党友で高齢者が多い。そうなると、「家制度を重んじる人たちが多いでしょうから、夫婦別姓に賛同できない」(DiamondBarさん)ということになるという指摘がありました。この問題に触れないほうが「議員の賛同を得やすい」(真打ちさん)と考える候補者が多いというわけです。 夫婦別姓に賛成と思われる候補者もいるようですが、野田聖子さんをのぞけば、「重鎮たちに配慮」(あさーかすさん)して、あえて取り上げないかもしれません。例え議論の中で出てきても、「争点になるというのでなく、議論を深めるということで落ち着かせる」(blueberry53さん)ということで終わってしまうのかもしれません。それでは面白くありません。20人の推薦集めに苦労しているようですが、野田さんには、この問題を争点にするという意味で、ぜひ出てほしいですね。 さて、自民党を変える候補はいるのか、という問題に戻ると、「もし変われるとしたら、上川陽子さんが党首になった場合」という声がありました。「彼女の経験値や学びの場を見てみると、彼女が男性だったらとっくに自民党を仕切っていた」(wrennさん)という評価からです。いま、日本が抱えている問題は、食料、気候変動、災害対策など課題は多く、それらを「技術革新や制度改革を進めながら、しがらみなく断行できる人は、若手や女性の一部」(黒船さん)という声もありました。若手と言えば小泉進次郎さんと小林鷹之さん、女性といえば、高市早苗さん、上川さん、野田さんですね。 「絶対に変わってほしいし、変わる必要があると」と思いながらも、候補といわれる人たちからは「何を考えているか何も伝わってこない」(nchさん)という意見もありました。とくに政治資金問題については、裏金を指摘された議員からの票もほしいということなのか、党改革の決意が伝わってこないように思います。 政治資金パーティーのキックバックを政治資金報告書に記載しなかったなどとして自民党が処分した議員は39人に及びましたが、金額が少なかったなどの理由で処分されなかった議員は、もっとたくさんいます。総裁選のあとには、総選挙が控えていますから、次の総裁は、いわゆる裏金を指摘された議員を選挙で公認するのかどうか判断する必要があります。すでに、立候補を目指す人たちは、この問題について、意見を語っている人もいるようですが、みなさんはどう考えますか。ご意見を聞かせてください。<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。編集にて「私は」を入れさせていただく場合がありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。★高成田議長の過去の円卓会議より・香港に国家安全条例、中国は大丈夫だと思いますか?・政治に“裏金”(不透明な資金)は必要だと思いますか?・ガザ情勢、注視していますか?
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