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会議番号:3745 開催期間 2024年04月12日- 04月19日
中国政府による香港への締め付けの強化を見て、あらためて中国の政治と経済の行方は大丈夫だろうかと、問うてみました。不安、不満、疑問を反映しているのでしょうか、「NO」の答えが圧倒的でした。 香港に知り合いのいる投稿者(Mioさん、DiamondBarさん)からは、香港在住のビジネスパーソンが海外に移住しているとの報告がありました。脱香港の動きはかなりの規模になっていることがうかがえます。香港は、中国とのビジネスのゲートウェイと言われていましたから、中国への影響も大きいと思います。 「以前の香港はないというつもりで付き合っていく必要がある」(Mioさん)、「香港の活動はもとより本土への入国は今まで以上に神経を使う」(DiamondBarさん)など、香港や中国で仕事をする人たちは、これまで以上の警戒心を求められているようです。仕事師と呼ばれる優秀な人ほど、現地の人々のネットワークに入り込んでいきますから、それだけリスクも高くなるわけで、仕事はほどほどに、ということになりかねません。 報道や言論の自由が制限される香港の将来については、「事実とかけ離れた内容で学校や社会で教育された人間が政治に関わる事で、やがて香港は消えてしまうのではないか」(真打ちさん)という意見もあります。中国本土の若者にとっても、香港は「自由」の身近な存在だったでしょうから、香港の自由度の縮小や消滅は中国の明日を担う若者たちの意気をそいでいるように思えます。 中国経済は、高度成長が終わり成長鈍化の時代に入ったとみられ、政府の対応も市場まかせから、経済政策による軟着陸への誘導が必要で、まさに「今後の舵取り」(シンゴパパさん)が問われています。習近平政権は、民間企業よりも国有企業を優先させる「国進民退」路線を選んでいるようですが、そのことが経済の効率化を阻んでいるという見方も出ています。 中国経済のこのところの成長鈍化を見て、「中国の日本化」という言葉も生まれていますが、最近では日本化ではなくソビエト化という言葉すら聞かれるようになっています。 それでも、日本の貿易を見ると、輸出も輸入も中国がトップです。「中国が日本との貿易をストップさせたら、日本経済は崩壊する」(レッズさん)という視点を持たないと、日本はますます衰退することになります。「条例に問題があったとしても、日本は中国とうまく付き合っていくしかない」(レッズさん)というのが現実です。 中国経済についてのみなさんの見方はいかがですか。中成長で安定するのか停滞するのか、それによって日本の針路も違ってくると思います。「香港に国家安全条例、中国は大丈夫だと思いますか?」という設問への投票とともに、ご意見を聞かせてください。★高成田議長の過去の円卓会議より
・政治に“裏金”(不透明な資金)は必要だと思いますか?
・ガザ情勢、注視していますか?
・ウクライナ侵攻から1年、あなたにできることありますか?(2023年2月実施)
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