働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3766 開催期間 2024年11月22日- 12月20日
I statementスキルをどんなふうに活用していますか、という質問を第1日目に投げかけたところ、たくさんの投稿をいただきました。それも、私が想像していたよりもずっと深い投稿が集まっています。活用のレベルを超えて、その先の成果や変化にも触れてくださいました。嬉しい限りです。 皆さんの投稿をまとめると、1)I statementは、続けることで身に付く2)I statementは、自分を大事にすることにもつながっている3)I statementは、チームの考えを深めることに貢献している4)I statementは、他人の良さを引き出す手段の一つにもなっている5)I statementは、リーダーシップに役立つ wrennさんは「最初は『できない!』と思っていた」ということですが、毎週のように、何年間もの間続けた成果を教えてくださいました。レッズさんは「周囲の方々が気づいていない視点を伝えることで、チームの考えを深めることに貢献している」。やっちゃん24さんは「自分の言葉で考えや状況をまとめ、発言することを意識できている」。真打ちさんは「自分の言動に責任を持つという姿勢が、相手への信頼に繋がっている」。皆さんが、それぞれ毎週のこの場を使って、I statement スキルを高めて、さまざまな場所で使っていることがわかります。 パフィンドーナッツさんは「無知をさらしていないかとか考えてしまって言えません」とのことですが、今は、こうして投稿してくださっていますから、言えています! できていますよ! イー・ウーマンは誰かに攻撃される心配が全くない「心理的安全性」がある安心の場だからではないでしょうか。発言ができる、発言を活かす、のどちらも、安心して話せる環境が必要なんです。ここは安全な場所です。 それからもう一つ大切なことがあります。それは自尊心です。n.danさんの「自分が感じることも大切にし、自分の考えを伝えること、そして自分を大事にすることにもつながっている」という投稿はとても深く、I statementで発言するということは、自らの体験や考えに価値があると思う自尊心からスタートするのです。これは、後日お話したいと思います。 ナカサワさんは、14年前は「自分の思考を鍛えるためにI statementを活用していた」が、今では、「自分の意見を発信して、周りも意見を言いやすい空気を作る」ことに繋げている! わー素晴らしい。これは、wrennさんの投稿の、「議長と見解が異なっても、議長が取り上げてくださるので、発言しやすくなったのが大きい」「そういう姿勢を、自分がリーダーシップを持つ場面でも強く意識するようになったのが私の変化」とつながっていますね。 I statementというのは、「私」の視点を「私」に限定して話す訓練ですが、自己主張することではなく、相手の考えをも引き出し、チームの皆で考えを集めて積み重ねていくための第一歩です。つまり会議で重要な「ファシリテーションスキル」にもつながるのです。その点を、ダイバーシティ円卓会議の議長の言動から学ばれたwrennさんは、素晴らしいです。 多様な視点を集めるために、自分の考えを伝えるという第一歩から、多様な視点を集めるために相手から考えを引き出して、集めるというステージにスキルを高めていきたいと思いますので、質問です。 皆さん自身はI statement スキルを高めてきていることがわかりましたので、会社の仲間、友人、家族など、周囲の人たちにI statementを促すために、どんな工夫をしていますか。会議などで多くの人たちからの発言を促すためのファシリテーションスキルで、上手くできている事例や体験、ありますか。あるいは、難しいと思うことはありますか。 この1週間のダイバーシティ円卓会議で「I statement とダイバーシティ経営」そして、「自尊心」「ファシリテーションスキル」「成果」まで、I statementを深めていきたいと思います。引き続き投稿をお待ちしています!★佐々木議長の過去の円卓会議より・自分の内側のダイバーシティ、育んでいますか?・アンコンシャスバイアスは、何が問題なのか知っていますか?・女性社外取締役を増やす目的、ご存じですか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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