働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3767 開催期間 2025年01月10日- 01月17日
今月は、「リーダーシップ」について事例を挙げて考えをまとめています。 先週の最後の質問は、「他人(周囲)をリードする力とは、どんな力だと思いますか?どんなスキル、マインド、行動、だと思いますか?」でした。たくさんの事例を寄せていただきましたので、皆さんの投稿からわかる「事例」をもとに、考えていきましょう。 他人(周囲)をリードする力で必要なスキルとしては、 ゆりえってぃさんは、異なる意見の共通点を探すこと。 めぐっちさんは、前に押し進める力。 真打ちさんは、最重要課題がどこにあるかを見極め、動く力。 DiamondBarさんは、率先して行動する力。 n.danさんは、俯瞰して全体を見ながら行動ができること、情熱があること あさーかすさんは、経営者としての体験から、苦しい課題にぶち当たった時でも前向きに次の一手を考える力、とのこと。 blueberry53さんの、公平性と孤独に耐える力、も経営者の視点が入っていますね。 あさーかすさんは、投票をYESに変更されても良いのでは?と思いました。投票し直してくださいね。 上記の事例から見ると「リーダーシップ」の要素は1:課題を見極め、前向きに次の手を考える力2:異なる意見を公平に聞き、選択する力3:俯瞰して全体を見ながら情熱を持って前に推し進める力 と言えるかと思います。 n.danさんから、モチベーションという単語を私が使わない理由について質問を受けました。私は、モチベーションということを考えたり、言葉にしている時点で、それがないことを示していると思うからです。この言葉は、他人や環境の被害者的視点でネガティブに使う人が多いと思います。私は、自分に源があると考える姿勢で取り組むので、これまでモチベーションという単語を使ったことがありません。リーダーシップのある人は、状況に関わらず常に意欲がある人だと考えています。 リーダーシップを高めるための訓練や工夫というご質問もありましたが、それは、決断をして行動し、結果を出す、ということでしょうか。リーダーシップのLead(リード)という単語は、導くという意味です。2日目に書いた1:自分をリードする力2:他人(周囲)をリードする力3:課題解決をリードする力 です。これらは、「管理職という役職を与えられたら」とか「リーダーに任命されたら」発揮する力ではなく、どの立場でも日常的に発揮できるものです。また、「上司が褒めてくれたら」とか「メンバーが皆ついてきてくれるなら」とか「予算をつけてくれるなら」ということでもありません。 Tosukuさんは、アクションプランナーでご自身のリードを取れるようになってきたとのこと、よかったです。アクションプランナーの奥深さは、自分に対して「決める」というアクションを取ることを習慣づける仕組みだからです。いつやるのかを書く、という思考と行為は、リーダーシップを高めます。自分自身の時間や行動を、決めて、書くことができるようになってくると、恥ずかしがり屋かどうか関係なく、Tosukuさんは、他の案件も決めることができ、リーダーシップを発揮することができるようになるでしょう。 リーダーシップを取るというのは、自分に対してもチームに対しても「ベストな解決策と考えることを選び行動する」ことだと思います。それは「いつでも」「どんな環境下でも」なのです。 そこで最後の議論に向けての質問です。これまでの人生で、自ら率先して解決策を提案し、それを実行するなどして、問題解決のリードを取ったという体験を、ぜひ具体的にシェアしてください。役割であった人も、役職や役割を超えて行ったことも、あるいは、職場でなく、自治体のことでも、学校のことでも、家族のことでも。リードする先は課題解決だと思いますので、ぜひ、I statementでの事例をお寄せください。お待ちしています。★佐々木議長の過去の円卓会議より・I statement スキル、役立てていますか?・自分の内側のダイバーシティ、育んでいますか?・アンコンシャスバイアスは、何が問題なのか知っていますか?<運営事務局より>・2025年より、毎週金曜に議長コメントを更新します。それを受けた投稿を、水曜日までを目処にお送りください。◆投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.