働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3077 開催期間 2011年02月07日- 02月14日
今回のテーマ「豊かさ」とは「社会的な豊かさ」を指します。作る事と使われる事で「社会に潤いを生む」という意味です。 2015年より導入される国際会計基準などにより、製造業の収益構造は変化を向かえます。高度成長期とは違い、海外用の車や家電などの生産は現地生産主導です。みなさんご存じの代表的企業「ユニクロ」もそうです。優秀な製品の輸出でなく、その製品を販売する包括的なサービスが利益になります。 介護用ロボットを輸出するのではなく、現地量産し販売できる企業化した仕組が商品です。市場を観察した意味ある独創的コンセプトが国益です。実行しなければならないのは、日本人特有の「思いやり」をこめた製品とサービスの質の事業化です。 投稿にある「育児」はよい事例だと思います。世界のロボット研究機関、特にアメリカと北欧では育児用技術の研究は積極的です。 kimirieさんの「機械は完璧ではない」というご意見もよく理解できます。しかし、心電図計測器や洗濯機など時間をかけ工学を進化させてきました。ニーズも進化させ、沢山の雇用を生みました。 科学は思いやりを基本に人類の進歩を促します。良心に勝る知識など未来には無価値です。 私達は、冷静に世界の中で何が必要かを観察して、まず道筋をつくる。生活を潤す為の「水路を計画」して「水を流す」ことが重要です。ロボットそのものは水です。その良質の日本の「水」を広く利用頂く「水路」の計画が、ロボットのデザインとなります。 皆様のご意見にはキラリと光る案が沢山ありました。 一週間ありがとうございました。
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