働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3216 開催期間 2013年02月01日- 02月08日
安倍首相に期待するかしないか、意見はまったく半分に割れています。これは珍しいことです。もしも円が安くならず、株価も上がっていなければ、「期待する」と答える人はもっと少なかったでしょうね。 公共事業の経済効果は、一つは国がお金を使うことで、そのお金が民間に回り、やがて消費になって、それが企業の投資につながり……という具合に資金が回っていくことです。さらにインフラが整備されれば、ヒトの移動やモノの移動が増え、経済活動が活発になります。 問題は、現在のインフラ整備では、経済活動を活発にするにしても、昔ほどではないというところにあります。直接的な効果はあっても、副次的な効果が小さいということです。まして補修という話になると、それによってさらに経済活動が活発になる効果は「ゼロ」でしょう。既存の道路や橋、トンネルを修理するだけですから。 だったらblueberry53さんも触れておられるように、送電網をスマートグリッドにする投資とか、50ヘルツと60ヘルツという日本の電力をどちらかに統一するという投資のほうが意味があるのではないかと思ったりします。そしたらhongqiaoさんが言われるような「古臭さ」もなくなるかもしれませんね。 古臭い話から少しきな臭い話へ移りましょう。中国の軍艦が日本の自衛艦に「火器管制レーダーの照準を合わせた」ことが報じられました。安倍首相は、領土や主権を守ることに強いメッセージを出しています。たとえば尖閣への公務員常駐も選択肢の一つであるともいいます。その一方で中国との対話を進めようともしています。訪中した公明党の山口代表は習近平総書記と会談して、安倍首相の親書を手渡しました(レーダー事件はその後起こっています)。 さて皆さんは、現在の対中関係の緊張を前提に、安倍首相の憲法改正、国防軍への呼称変更といった政策をどう考えますか。 ☆こちらもご覧ください〜藤田議長の過去の円卓会議より◆「安倍首相」に期待しますか?(2012年10月)◆「民意」って「正しい」のでしょうか?◆日本を前進させる政党、選びましたか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.