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会議番号:3216 開催期間 2013年02月01日- 02月08日
今回は最後まで期待派と非期待派が真っ二つに分かれました。それぐらいこれまでのトンネルが長かったため、にわかにはアベノミクスが信じられない人も多いということでしょう。 中国軍艦のレーダーによる照準合わせ問題で、また防衛問題がさらにクローズアップされています。北のほうではロシア空軍機による「領空侵犯」(ロシア側は否定)問題もあります。 確かにおれんじ78さんの言われるように、「けんかに勝つ」ことより「けんかを避ける」ことのほうが大事だと僕も思います。ただ避けるためには時には「ファイティングポーズ」も必要なことがあるのではないでしょうか。そこの塩梅が難しいところですね。 外から見ていると日中がこれほど「戦争に近づいたことは今までにない」と見えるようです。「無人島を理由に世界第2位と第3位の経済大国が戦うのか」という記事がいっぱい出ました。日本の対応は今のところ冷静だと思いますが、中国がさらにどう出てくるのかは、なかなか見えません。習近平総書記が権力を正式に継承するのは3月ですから、それまではまだ様子を見るしかないと思います。中国という国と今後どうつき合っていくのか。「戦略的互恵関係」というだけでは分かりにくいかもしれません。 今夏まで安倍首相が現在の支持率を保てるかどうかは、ひとえに経済の先行きによります。株価が上昇を続け、円が90円と100円の間ぐらいで落ち着いているうちは大丈夫でしょう。問題は、長期金利がいつ上に振れるかです。急激に上昇すると銀行など国債を保有する金融機関に評価損が出るし、国も国債の金利支払いが増えて大変です。 さらに長期的に言えば、いま先延ばししているTPP参加問題と社会保障の改革(給付制限)をいつ具体的に打ち出すかが大きな問題です。参院選で勝ったらということかもしれませんが、有権者にそれが透けて見えれば、ねじれを解消できないかもしれません。 出だしは確かに「ロケット・スタート」ですが、二段目、三段目が順調に点火できるかどうか、夏前には結果が分かるかもしれません。 ☆こちらもご覧ください〜藤田議長の過去の円卓会議より◆「安倍首相」に期待しますか?(2012年10月)◆「民意」って「正しい」のでしょうか?◆日本を前進させる政党、選びましたか?
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