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会議番号:3265 開催期間 2013年10月25日- 11月01日
消費税率が来年4月から8%に引き上げられます。軽減税率やインボイスの扱いなどまだ課題が山積しており、12月まで活発な議論が続きます。このような政策議論とは異なりますが、価格表示の在り方も大きな問題です。 消費税率の引き上げに伴い、2017年3月末までの間の特例として、これまでの「総額表示」に加えて、消費税額を含まない「税抜表示」も認められることになりました。これは、事業者にとって転嫁がしやすいということに加えて、2回の消費税率の引き上げに伴う表示の変更の手間が省けるという理由もあります。 すでに10月1日から、法律が施行され実施されており、「総額表示」の店と「税抜表示」の店が併存し、消費者をとまどわせています。 消費税率引き上げ後を考えてみましょう。 最初から「324円(うち消費税24円)」と表示してある店(総額表示)と、「300円(税抜価格)」という表示がしてあり、購入時にレジで8%の消費税が加算され324円を支払う店(税抜表示)。皆さんはどちらを選ぶでしょうか。 あなたは、「総額表示」がいいと思いますか? △△円(税込)、△△円(うち消費税□円)、△△円(税抜価格○○円) という、これまでの表示です。YESの方は、そう思う理由を教えてください。 NOの方、つまり「税抜表示」がいいと思う方も、その理由を教えてください。 ○○円(税抜価格)、 ○○円(本体価格)、 ○○円+税 といった、10月1日から認められている表示です。 実はこの問題の背景には、価格と消費税の関係という大きな問題が横たわっています。価格表示の問題を取り上げながら、価格と消費税率引き上げの、「正しい」関係を考えていきたいと思います。★森信議長の過去の円卓会議より・女性の社会進出のために配偶者控除を廃止し、財源を子育てに使うことに賛成ですか?・消費税の「軽減税率」導入、賛成ですか?・増税に関する議論。理解できていますか?
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