働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3361 開催期間 2015年09月25日- 10月02日
皆さんのご意見を見ますと、YESが2割、NOが8割というのはほぼ変わっていませんが、どちらの意見の方もほぼみなさん、カナダ型の給付がよいというご意見です。 では、なぜこの案が採用されないのか、これについてお話ししましょう。最大の理由は、これは民主党の案だということです。そもそも消費税率の引き上げは、税・社会保障一体改革として、当時与党の民主党が法案を出し国会で成立させたものです。しかし法律成立後に政権交代があり、与党となった自民党も、軽減税率を主張してきた公明党も、給付案には乗れないという事情があります。いい案だとわかっていながら、採用できない、これがこの問題をめぐるわが国の状況です。 もう一つの事情は、「新聞が軽減税率を主張している」ということです。新聞購読者が減少していることが背景にあり、そのため軽減税率の代替案である給付案の内容やメリットが国民にきちんと説明されていないということです。 財務省案は、このような状況の中での苦肉の案というべきでしょう。 このような状況は、国民にとって大変不幸なことだと私は考えます。このような状況下で、皆さんは、どの案がいいと思いますか。「軽減税率にマイナンバーカード。あなたは使いますか?」にYES、NOで答えていただき、下の表でそれぞれの案の比較をしながら考えてください。財源の問題も忘れないでください。 ※YES、NOの投票は、会議中に何回でも変更できます。
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.