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会議番号:3423 開催期間 2017年01月20日- 01月27日
はじめまして。弁護士の林いづみです。この「働く人の円卓会議」で皆さまとのディスカッションを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、安倍総理に任命された内閣府「規制改革推進会議」の委員として、医療・介護・保育分野のワーキンググループ(WG)を担当しております。同WGは今期の重点項目として介護制度を取り上げています。そこで、今日から1週間、介護制度について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 希望する介護を受けられない高齢者やその家族の苦労は切実ですね。認知症や介護離職も身近な問題です。だれしも、将来、自分や家族が要介護状態になったときへの不安感はぬぐえません。他方、介護保険財政は年々厳しくなり、介護保険料の増額が続いています。 超高齢社会において、国民がニーズにあった介護サービスを選択でき、要介護状態を過度に不安に思わずにすむように、今、私たちは、以下のような視点を持ち、介護サービスの提供と利用の在り方を広く検討しています。 ●利用者がサービスを選べるようにする情報開示と第三者評価 ●介護サービスの多様な選択(保険給付と保険外サービスの柔軟な組合せ等) ●施設介護サービスの総点検●サービス提供者間のイコールフッティングの確保 初日は、「利用者がサービスを選べるようにする情報開示と第三者評価」について考えてみたいと思います。 実は、厚生労働省HPには年1回程度、更新される「介護サービス情報公表システム」があります。ご存知でしょうか?ここで公表されている情報項目や使い勝手は利用者目線に立ったものになっているでしょうか? また、現状の福祉サービスの第三者評価制度は、利用者の選択やサービスの向上に役立っているでしょうか? 「介護制度、変えてほしいことがありますか?」にYES、NOでお答えいただき、家族や友人の方の介護などで、情報を得る時に直面したこと、疑問に感じたことや、介護事業に関わる方が感じておられる制度の問題点を、I statementで投稿してください。 色々な立場の皆さまの投稿をお待ちしています。★林議長が登壇された 「第19回国際女性ビジネス会議」リポートはこちら
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