働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3740 開催期間 2024年03月08日- 03月15日
佐々木かをりです。お久しぶりです! 2024年3月1日から、イー・ウーマンは第25期に入り、そして「働く人の円卓会議」は「ダイバーシティ円卓会議」と名前を変更しました。 毎週一つのテーマに対して、多様な視点や体験を寄せ集めて議論し、他の人たちの意見や視点を読んで、再度自分で考えを選び直す、というダイバーシティ社会での基本の議論の進め方を、この「ダイバーシティ円卓会議」では、20年以上にわたり積み重ねてきました。この場は企業のダイバーシティ推進にも活用していただけるかと思い、わかりやすい名称に変更しました。どうぞたくさんの方がpeer(仲間)登録して、投稿してください。 今日、3月8日は、国際女性デー。一緒に、ダイバーシティの本質を考え、新しい社会を築く第1歩になれば、と思います。今回のテーマは、アンコンシャスバイアス。 この言葉は聞いたことがある人が多いかもしれませんね。アンは、否定の言葉。コンシャスは、意識。バイアスは、偏り、歪み、偏見。つまり、無意識の偏見。意識的ではなく、気がつかないうちに、してしまっている偏ったものの見方を指します。 例えば、背が高い人の方が仕事ができるような、信頼できるような気がする、ということも、アンコンシャスバイアスとして、知られています。アメリカでの古い調査ですから、今は正しくないかもしれないですが、身長が1インチ(2.5センチ程度)高いと給与が1.8%高いとか、アメリカの男性CEOで身長が170センチ以下は3%しかいないとか、いろいろと論じられてきました。私自身、背が小さいので、なんとなく偏見を受けていると感じることがありましたが、その度に、「いや、緒方貞子さんも小さかった。身長じゃない。自分の実力が足りないんだ」と自分の逃げ場を作らないように、してきました。 無意識の偏見は、身長、外見、国籍、肌の色、性別、年齢、障がいなど、様々な要素によって私たちの中に存在します。 多分多くの方が、書籍や、あるいは会社の研修で学んできていると思います。そこで、今週は、アンコンシャスバイアスは、つまり何が問題なのか? を皆で考えていきたいと思います。 あなたは、アンコンシャスバイアスは何が問題なのか、知っていますか? まず最初は、投稿をお寄せいただく際に、アンコンシャスバイアスの研修を受けたことがあれば、そこで何を学んだのか、何が問題だと学んだのか、教えてください。研修を受けたことがない人は、受けたことがないと明記した上で、ご自身の考えを教えてください。この単語も初めて聞いたし、よくわからないという方は、お気軽に質問を寄せてください。 皆で考える良い1週間としたい、と思います。I statementでのご自身の体験と意見に絞った投稿お待ちしています!★佐々木議長の過去の円卓会議より・女性社外取締役を増やす目的、ご存じですか?・「ダイバーシティ経営」の成果、実感したことありますか?・無意識の偏見。人事評価に影響していると思いますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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