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会議番号:3376 開催期間 2016年01月22日- 01月29日
連日、表情に関してたくさんの投稿をありがとうございます。今回のテーマ「自分が話している時の顔を、見たことがありますか?」の問いかけに、YESが54%、NOが46%、ややYESの方が多いのですが、自分の表情に関して特徴を具体的に書いてくださっています。口角が下がり気味で無表情に見えたり、怖そうに見えてしまっていること。そのため、口元を意識し口角を上げるようにし相手にはっきり伝わるように笑顔を意識する。口角を上げ歯がたくさん見えるようなフルスマイルを心がけ、声が沈んで暗い印象を与えているので、声を明るめにしているなど、表情に対する意識が高まっていると感じます。 顔は相手に向けられたメッセージボードです。相手の緊張や不安を軽減しコミュニケーションを良好にするには、自分自身がバリアを無くし、心を開くことです。表情のマイナスに気づいたらプラスに切り換えることが必要です。そのいい例が笑顔です。 寄せられた投稿にも、気づいて実践されているコメントがいくつもありました。めぐっちさん、ナカサワさん、コルディリネも書いてくださっていますが、相手と笑顔で接することを心がけると相手も笑顔になる、笑顔でいると緊張がほぐれるといったことなど参考になる実践例です。相手も話しやすくなり、お互いの距離も近づいて意志の疎通もスムーズになりますよ。 無表情であることは、相手へのメッセージ表示がない、相手のガードが固いままになってしまいますから、無表情であることに気づき表情のメリハリを付け、意志が伝わるように表情で示すことが必要になります。 そこでワンポイントアドバイスです。口角が下がる、怖そう、不機嫌に見えてしまう要因には、噛みあわせ、顎、唇に力が入りすぎているケースが多いのです。 ●まず、口を数回開けてかみ合わせを離し、耳の前、噛む時に動く顎関節のところに軽く指を置き、優しくくるくる触れるようにしてください。力が入って固くなっている筋肉をゆるめます。 ●次に、上の歯が8本ほどしっかり見えるくらいに上唇を引き上げ頬全体も上がるように大笑いしてください。8カウントでゆっくり引き上げる、5~8カウントキープ、そしてゆっくり戻します。 力が入っていると頬や口元を引き下げて、不機嫌で疲れて見えます。力が入ったままでは、笑顔にしようとしても動かしにくいので、先ずはリラックスですよ。鏡を見ながら、最初は控えめな笑顔でもOK。口元を楽に徐々に大きく動かすようにしてください。 笑顔が自然で表情が生き生きすると、周囲の人にも意欲的な印象を与えます。笑顔は伝播しますので、ご自身から周囲にプラスのパワーを伝えてくださいね。 次回で円卓会議もまとめに入ります。笑顔効果などの良い例はもちろん、周囲の方の例でも構いません。自身の実感と実際の表情の差がマイナス状況をつくってしまったことなどがありましたら、ぜひご紹介ください。★菅家議長の過去の円卓会議より・あなたの声、仕事での信頼を高めていますか?・自分の真顔、笑顔になっていますか?・顔トレ、していますか?
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