イー・ウーマン（ewoman）

幅広い年代でスポーツを楽しめる（Toy・30）

ダイバーシティ×スポーツを表しているか自信はありませんが…例えばテニスとスポンジテニスなど参加する年代や対象者に合わせて道具やルールが多様に変化し、子どもから高齢者まで多くの方が楽しめるようになっていると思います。そして子ども達は成長と共にスポンジテニスからテニスへ移行したりと競技人口の拡大に、高齢者では介護予防にも繋がっていくと思います。

スポーツを通じた多様な繋がり（みもざ・48）

子どもが通う小学校で、「PTAバレー大会」が楽しかったという有志のメンバーで、夜間学校の体育館を借りて定期的にスポーツをすることに。最初はママ友だけで始めたのが、中学生も含む親子参加になり、ご夫婦で参加されたり。最近では、親は来なくてもご子息の高校生や社会人が来られたりと、多様な参加者に。スポーツという共通の場があることで、年齢、性別、立場を問わない多様性が生まれた好例と感じています。仲間と共にストレス発散しながら、地域に知り合いが増えて楽しい活動です。

ダイバーシティな社会を作る土壌（シンゴパパ・静岡県・49）

多様性の素晴らしさを体感し、多様性を受け入れるメンタリティーを作ること。ダイバーシティ＆インクルーシブな社会を作る土壌、だと思います。サッカーのコーチをしていると、色々な子どもが入ってきます。足の速い子もいれば、遅い子もいる。体の柔らかい子、そうでない子もいます。同じような選手だけだとチームは強くなりません。つまらないチームになります。色々な特長を持った子どもたちで構成するチームが、ダイナミックで面白いチームになるのです。

コミュニケーションツール（DiamondBar・東京都・48）

国際交流といっても外国語ができないとためらう人が多いと思いますが、一緒にプレーしたり観戦することで、コミュニケーションのきっかけになると思います。以前少年サッカーの国際交流マッチに関わりましたが、子どもたちは試合後、実に楽しそうに一緒に遊んでいました。スポーツが、違う文化の人を理解しようとする機会になるのではないかと思います。

観戦・応援によっても（violet-m・神奈川県・45）

年齢、職業、スポーツ経験がバラバラでも、応援は出来ます。夫婦でJリーグの川崎フロンターレの応援をしていて思いますが、生活スタイルが違っても、スタジアムでは1万人以上の一体感が気持ち良いです。多様性は「違う」ことを前面に出すだけでなく「認め合う」ことが大事。スポーツの応援は、対戦相手に敬意を払いマナーを守って行えば、多様化した社会の調和のツールかと思えます。

Over diversity（shachik・海外・その他・52）

移民の多いカナダ暮らしです。北米プロアイスホッケーチームのキャプテンは「選手としてプレイするのが第一目的。その後で誰を愛しようが（LGBTを支持）関係ないさ」と表明しています。人種、性別、宗教、LGBT、貧富差等を差別しているのもスポーツ。いくつもある壁を1つ1つ超えていくように、マネジメントやコミュニティが取り組んでほしい問題だと私は思います。

「気づき」のチャンス（ナカサワ・東京都・47）

オリンピック・パラリンピックを見ている中で、他国の民族紛争問題、男女格差、選手養成体制（＝教育問題）、美の基準など、日本とのさまざまな違いに気づかされます。ダイバーシティ実現のためには、まず知ること！　スポーツが窓口になって、さまざまな価値観を知るきっかけになっていると思います。

いいことがありそう…（いーちゃん・青森県・56）

①スポーツしない人、する人が健康のためにスポーツする、②言葉の通じない外国の人とスポーツをして交流をはかれる、③障害のある人、無い人が一緒にスポーツを楽しめる、④子どもと大人・年配の方たちと一緒にスポーツを楽しむ、などなどいろんな人たちが一緒にスポーツを通してつながることができます。人と人がつながるとほかのことでも情報を共有でき、安心・安全な社会ができるかも。飛躍しすぎかな。

まさにダイバーシティ（レッズ・埼玉県・36）

スポーツは同じルールの下で国籍、宗教、肌の色、貧富の差などを超えて競い合うので、まさにダイバーシティだと思います。また、スポーツをするにはルールを守る力、フェアプレーの精神が必要ですが、これらもダイバーシティに通じるものがあると思います。

柔軟性が芽生える（kko・海外・その他・51）

オリンピックやワールドカップのような国際的なスポーツは、いろんな国からいろんな人が参加しているので、観戦するだけでも、「世の中にはいろんな人がいるんだなぁ」と頭の中に自然にインプットされ、柔軟な見方ができてくると思います。スポーツをする側の場合でも、同じルールの中で相手を認めるような気持ちが芽生えて、ダイバーシティを考えるのには効果的な気がします。

学校の部活動（オッパ・53）

学校の部活動は多様性が認められにくいと感じます。特に勝敗が問題になる体育会系（スポーツ系）の部活動は、休暇・朝練への参加・練習量・合宿への参加など多様性がなく窮屈だと親として感じます。

Yes？（本の虫・大阪府・45）

スポーツの大会で男女区別なく順位をつけることや男女混合チームで競争する種目がないような気がします。男女の身体能力差もあるので「男女混合で順位をつける」=「ダイバーシティ」とも言い切れないと思うのですが。Yes/Noどちらかわからないというのが正直なところです。

たくさんの投稿をありがとうございました！
「スポーツとダイバーシティ。関係あると思いますか？」について、現在、88％の方が「YES」と回答しています。
 
どんな投稿が届くか、とても楽しみにしていたのですが、
スポーツを「みる、する、ささえる」方々から、ダイバーシティ体験についての投稿が多く寄せられました。
 
・多様性がつながる場
 
「（ＰＴＡバレー大会から多様な繋がり）スポーツという共通の場があることで、年齢、性別、立場を問わない多様性が生まれた」（みもざさん）
 
「（少年サッカーの国際交流マッチで）スポーツが、違う文化の人を理解しようとする機会になるのではないか」と感じている（DiamondBarさん）
 
スポーツの応援を通じて多様性と一体感を味わい「多様性は「違う」ことを前面に出すだけでなく「認め合う」ことが大事」という意見をくださった（violet-mさん）
 
・多様性から生まれること
 
「（サッカーのコーチから）色々な特長を持った子どもたちで構成するチームが、ダイナミックで面白いチームになる」（シンゴパパさん）
 
スポーツを通じたつながりから「ほかのことでも情報を共有でき、安心・安全な社会ができるかも」と考えている（いーちゃんさん）
 
また、多様性を生かすためには、「ルールを守る力、フェアプレーの精神が必要」（レッズさん）。 「同じルールの中で相手を認めるような気持ちが芽生えて、ダイバーシティを考えるのには効果的」（kkoさん）というご意見もいただきました。
 
それでは、3日目に向けてみなさんに伺います。
このような体験を発信するこれからの対話に向けて、考えていきましょう。
 
・スポーツを通じて得られたダイバーシティ体験をどのように周りの方に広げていくことができるでしょうか？
・例えば、企業で進めているダイバーシティ推進施策に取り入れることはできないでしょうか？
 
ご提案、ご意見をお待ちしています！


★村松議長の過去の円卓会議より
・あなたは仕事で、フェアプレイしていますか？
・仲間と「倫理観が違う」と感じたことがありますか？
・倫理研修、受けたことがありますか？

• 2017.02.20
• 村松邦子 株式会社ウェルネス・システム研究所　代表取締役、公益社団法人　日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）参与、NPO法人GEWEL（ジュエル）代表理事