働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3516 開催期間 2018年10月12日- 10月19日
皆さん、一週間お付き合いありがとうございました。 今回も活発な投稿をありがとうございました。私も大いに刺激をいただきました。 真打ちさん、いぬいるかさん、unagiさんの様に、住民同士の結束は、災害時に活かされることが多くの方に理解されていることがよく判りました。ですが、やはり真打ちさん、あさーかすさん、blueberry53さんがおっしゃる様に、人間関係の距離感の近さがゆえの負担感や課題もあると思います。 完全なものは存在しないのですから、一つひとつ吟味して、良い所は残し、まずい所は変えてゆく、という真打ちさんのおっしゃる所の『内容の取捨選択』は不可欠ですね。 unagiさんは、既に『地域の交流館などが使えるのか調べてみよう』と行動に結びつく発想をされていることにとても勇気づけられました。どれほど素晴らしいアイデアも、実行されなければ何にも結びつくことはないのですから、行動に移そうとする人がいることが、地域のレジリエンスと個人のレジリエンスを同時に高めると思います。『利他は究極の利己』と言われますが、みんなのためのように見えるこうした行動は結果的には、大いに自分を助けることに結びつくと思います。 被災した地域が復興する時、リーダーと共に行動する人が多ければ多い程、復興は早く進みます。それは、地域を作るのは『みんな』であるという当たり前のことを示していると思います。一人ひとりが動くことで、全体が大きく変わるのです。 その時に大切にしたいのが、多様性です。 一人ひとりは違うけれど、力を合わせて同じ方向に進むことができれば、物事は動きます。けれどもそのやり方までも規制されたら動けるものも動けなくなってしまいます。特に、昨今の災害の様に、想定をはるかに超える規模やタイプであると、これまでの常識では考えられなかった対応が求められます。そういう時に、多様な人々が関わって共に考えると、新たな発想が生まれることがあり、状況を大幅に変えることができるのです。『全部好き』とか『全部嫌い』とかでなく、良い所を取り入れ、課題を解決してゆくことができるのは、多様ゆえかもしれません。となると、多様であることはレジリエンスのもう一つの重要な要素なのではないでしょうか。 知って、行動して、振り返って、巻き込んで、取捨選択して、自分が変わり、地域を変えてゆく。皆さんも自分と地域のレジリエンスを高めて、日々の安心感を高めて、より幸せな日々をお過ごしいただけると嬉しいです。 一週間どうもありがとうございました。★木山議長の過去の円卓会議より・日本で「難民の就労」を増やす、いい案ありますか?・熊本地震。被災地支援していますか?・シリア難民、EUは16万人受け入れ。日本も難民受け入れますか?
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