働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3600 開催期間 2020年06月26日- 07月03日
はじめまして。佐藤泉です。1987年に第一東京弁護士登録し、環境法に関連する企業法務を中心として仕事をしています。また現在、経済産業省の産業構造審議会の委員として地球環境小委員会、廃棄物・リサイクル小委員会、化学物質政策小委員会に所属しています。 7月1日からレジ袋の有料化が始まります。以前から、大手スーパーではマイバック持参を呼びかけ、レジ袋を辞退すると値引きやポイント付与などが行われていました。しかし、コンビニやドラッグストア、衣料品店などではレジ袋は無料が当たり前となっていました。 海外では使い捨てプラスチックが海洋汚染を引き起こしていることが問題となり、レジ袋は使い捨てプラスチックの象徴として、各国で禁止・課税・有料化の動きが高まっています。2018年6月に発表されたUNEP(国連環境計画)の報告書によれは、日本における一人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量は、米国に次いで世界第2位。環境保護団体の要求や国際的な流れから、日本も対応を迫られてきました。 有料化の価格は自由です。コンビニ大手3社は、レジ袋を1枚3円(大型は5円)とすることを公表しています。この価格が高いか安いか、紙袋の方が良いかなど、色々な意見があるでしょう。総菜類、レンジで温めたお弁当などは、汁が出て洋服が汚れることも気になります。お店の方も、顧客からクレームをつけられて困ることがあるかもしれません。 レジ袋有料化。良い政策だと思いますか? 皆さんのご意見をお寄せください。
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