働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3648 開催期間 2021年07月09日- 08月20日
菅総理に語ってほしいことがいろいろありますね。ジェンダーギャップ、コロナ後の社会、そして多くの方が気にしておられる国の借金。オリンピック開会を来週に控えた現在でもなお、オリンピックの意義を語れというご意見があることにちょっと驚きました。それだけこれまでの国や組織委の対応では納得できていないということでしょうか。私のように「過ぎたこと」としてさっさと忘れてしまってはいけないということですね。 やっちゃん24さんの「今まではオリパラという盾があったでしょうが、終われば何もない焼け野原状態だと思います」というご指摘にハッといたしました。確かに、今の内閣では、オリパラを実行した教訓もなく、ただただ強行したという事実しか残らないという感じがします。それも菅総理のビジョンを訴える力が弱いのが原因でしょうか。 それにしても国の借金はすさまじいものです。今年度末には普通国債残高だけでも1000兆円に迫ります。この普通国債というのは財政の健全化を図るために原則的に発行が禁じられているものです。それがGDPの2倍に達します。 このコロナ禍で世界各国の財政支出は急増しました。店舗などへの休業補償や国民への一時給付、医療費、ワクチン費用などさまざまなものが国や自治体の負担になったからです。日本も同じではありますが、もともとの借金が多いのでいよいよ首が回らないところまで来ていると思われます。 財政健全化目標というかけ声だけは前からあり、2025年には基礎的財政収支を黒字化するという目標も変えていません。しかし現実的にはまったく絵に描いた餅になっています。財政をどうやって健全化するのか、その解は誰も持ち合わせていません。消費税を欧米並みに20%にすれば、毎年の税収は20兆円以上増えるでしょう。そこが政治家の大事なポイントです。苦い薬でも必要ならば飲むように説得しなければなりません。 さて皆さんに伺います。西村大臣の発言が、強い反発を生みました。しかし菅総理はこの件に関して、自分はまったく関与していないと言っただけです。そもそもの問題は、法的根拠なしに民間企業に他の民間企業に「圧力」をかけることを要請したことです。結局は撤回しましたが、法律に基づかずに政府が行動するということがいかにおかしなことかについては、まったく説明がありません。森友、加計問題も、赤木ファイルやオリパラも、政治家の汚職(大臣経験者が3人もいました)も、同じように説明が足りてないという批判があります。皆さんはどのようにお考えでしょうか。これは個人的な資質の問題? 現在の政権党の問題? 何が起ころうと政権選択にならない日本の政治構造の問題? ご意見をお寄せください。*イー・ウーマン編集担当より投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。★藤田議長の過去の円卓会議より・今、車を買うなら、電気自動車?・対中関係、厳しくなっていると思いますか?・今日までの菅総理。評価しますか?(2020年10月)
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