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会議番号:3756 開催期間 2024年09月13日- 09月20日
残暑が続く中、新学期を迎えました。皆さんお変わりありませんか?新学期は子どもたちが憂うつな気分になりがちです。昨年の9月、「子どもの自殺増加、サインに気づくことはできますか?」というテーマで、周囲の大人の気づきや支援についての円卓会議を行いました。 今回は視点を他者ではなく自身にかえて「生きづらさ」をテーマにしたいと思います。生きづらさを耳にすることは少なくありませんが、円卓会議のテーマとしてはあがっていないということです。生きづらさは、本来は主観であり一人ひとり違います。客観的に定義しにくいこともあり、普遍的な対処の方法についてはほとんど論じられていないように思います。 今回の円卓会議では、議論が広がりすぎないように、生きづらさについて、いわゆる“ill-being”と類似の概念として会議を進行していきたいと思います。これは“well-being”「安寧もしくはそのままウェルビーイング」の反対語としての意味合いですので、まずウェルビーイングの概念をお示しいたします。 WHOは2021年にウェルビーイングを以下のように紹介し、健康と同じような重要な概念ととらえています。 Well-being is a positive state experienced by individuals and societies. Similar to health, it is a resource for daily life and is determined by social, economic and environmental conditions. 健康は身体だけでなく精神、社会的な状態が良好な状態です。厚生労働省はウェルビーイングについて「個人の権利や自己実現が保証されている」ことにも言及しています。 この反対の状態「個人の権利や自己実現が保証されず、身体的、精神的、社会的によくない状態にあること」を、今回は「生きづらいさ」としてとらえたいと思います。 主観的に感じる「生きづらさ」を、健康、権利、自己実現などの観点でとらえることで、他者にわかってもらえなくとも、自身で生きづらさに対処するヒントとなりwell-beingを目指すヒントとなるような会議になればと考えています。 1日目は、生きづらさを感じた背景についてご意見をお寄せください。最初に「生きづらさを感じた時、対処する方法ありますか?」にYes, Noでお答えください。そしてご自身の体験などを投稿してください。生きづらさを感じたことがない方も、その背景などについて投稿いただけば大変参考になります。多くのご意見をお待ちしています。
★古荘議長の過去の円卓会議より
・子どもの自殺増加、サインに気づくことはできますか?
・あなたは「自己肯定感」高いですか?
・行き過ぎた教育は虐待?と思うことはありますか
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