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会議番号:3266 開催期間 2013年11月01日- 11月08日
連日子どもへの虐待のニュースが報道されています。私自身、NPO法人児童虐待防止全国ネットワークで子ども虐待防止の活動をしておりますが、子ども虐待のニュースを聞かない週は、ないように思います。国はもちろん、自治体も、NPOも、もちろん一般の方々も、子ども虐待防止への思いを強く持っていて、たくさんの活動がされているのですが、それでもまだまだ子どもへの虐待が減ることがありません。 11月は、児童虐待防止推進月間です。 虐待通報については、それまで、「各自治体や最寄りの児童相談所へ」ということで、「どこに通報したらいいのかわからない」という声が多く、NPO児童虐待防止全国ネットワークから、共通電話番号の導入を提言させていただき、平成21年より、「児童相談所全国共通ダイヤル」が導入されたという経緯があります。 *児童相談所全国共通ダイヤル:0570-064-000 「育児や子育てに悩んだ時、虐待を受けたと思われる子どもを見つけた時などに、ためらわずに児童相談所に電話していただけるよう、全国共通の番号によって近くの児童相談所に電話が繋がる仕組みを導入し、平成21年10月1日より運用を開始しました。」(厚生労働省HPより) 導入から4年経ちましたが、児童相談所全国共通ダイヤルの活用については、「育児や子育てに悩んだ時」に電話して、保護者が悩みを解決できているのか、また「虐待を受けたと思われる子どもを見つけた時」に電話して、適切な対応がはかられているのか、また通報者の守秘義務が守られているのかなど、疑問を感じるところも多く、先日も担当者レベルですが、提言をさせていただいたところです。 そして受け手側である児童相談所の対応はもちろん大切なのですが、まだまだ虐待通報に対して、ためらいを感じる方もいるのではと思っています。一般の方もそうですが、専門職の方からも、ためらいの言葉を聞くことがあります。 今回の円卓会議では、「虐待通報ためらいますか?」について、みなさまと話し合えればと思っています。ためらうという方はYES、ためらわない方はNOに投票してください。そして、「ためらう理由」「ためらわない理由」を、ぜひお聞かせください。★高祖議長の過去の円卓会議より・虐待。親子を救う方法ありますか?・しつけのために叩くことは、必要ですか?・ママになって、人生の楽しみ増えましたか?
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