働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3310 開催期間 2014年09月19日- 09月26日
飛び石連休も終わり9月も残り1週間、今回の円卓会議の議論も後半に入りました。今回は自分の声を見直すとともに、仕事上のコミュニケーションにおける声に焦点をあてています。「あなたの声、仕事での信頼を高めていますか?」のテーマに、様々な角度から身近にある具体的な実例を投稿していただき、ありがとうございます。 何気なく出している声ですが、身体が関わっているものですから、その日によって微妙にコンディションが違います。そのため、私は朝起きると、喉の調子や声のチェックを日課にしています。 声は相手に向けて伝えるものですから、相手が聞きやすく不快に思わないように、クリアで雑音がない声、明瞭な発音を心がけています。声は受けとめてくれる相手がいますから、自分にとって「いい声」ではなく、聞き手にとって、分かりやすく自然に違和感なく耳に入る声、意味がわかる声であることが大切です。 みなさんからの投稿にも、聞き手はどんな人か、相手に伝えるための声であることを意識されている例が、紹介されています。 相手を考えず自分のペース、自分の都合でしゃべってしまうと、聞き辛く、聞き返したり、余計な説明が必要になるというvoilet-mさん。外国人との会話では、本気で話す。“気”の入った声でなければコミュニケーションが上手くいかない。説得が必要な時は落ち着いた声で、気持ちをほぐすには明るめでソフトな声を使い分けるというmarco302さん。“気”は、伝えるという意識と声にエネルギーがあるという両方の意味だと思えます。 真打ちさんが紹介されている2人の方の例は、自己中心な声、聞き手の立場や理解を考えての声、この2者の違いは、テーマの声と信頼の関係の本質を言い得ています。声は人柄を表します。声を聞けば相手の本音が分かるものです。 ナカサワさんが指摘されているように、聞き手が心地よく気持ちが前向きにポジティブになれる声を発することがビジネスでは重要です。 発し手がどのように伝えたいかは、聞き手の存在があってこそ。聞き手の仕事に対する意欲が高まるなど有機的な声であることが重要で、お互いの理解が深まり良好な関係へと導けます。 そこで、声の基本、「伝わる声」を改めて検証したいと思います。相手が聞きやすく伝わる声のためには、身体のコンディションや精神状態も影響します。 声を出すために準備していることは何かありますか? どんなことを意識されていますでしょうか?あなたの経験やご意見をお待ちしています。★菅家議長の過去の円卓会議より・自宅で、しっかり声を出していますか?・自分の真顔、笑顔になっていますか?・発声を意識していますか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.