イー・ウーマン（ewoman）

経験を生かして（Kylin・57）

人生の巡り合わせで、阪神淡路大震災・東日本大震災も経験し、そして九州に転勤した後に経験した熊本地震。「技術者として過去の経験を生かして」と思いつつ、各々対応方法が異なってるのが実情です。プロによる人命救助等がひと段落、先日のGWは沢山の人々が現地に入りました。でも、連休が終わった途端に人数が激減します。平日こそボランティア活動をお願いしたいです。また、それが可能な社会があればと思います。

必要なところへ（n.dan　・広島県・42）

体を動かすボランティアで支援する方が、寄り添うカタチになりよいと思ってますが、以前近くの災害の時でさえボランティアへ行けませんでした。（限られた休みの時間に動こうとしても、方法がわかりませんでした。） 金銭的な支援を少ししましたが、どの方法が被災された人達により役立つのか不明です。どちらのサポートも必要とされていることですが、まずは困っていること・不足していることを自治体などが把握し、支援をうまくコントロールできることがよいと考えています。

一般市民としてできること（いのくち・東京都・49）

遠方に住んでいる一般市民としては、まず邪魔をしないことが一番だと思っています。知識や技術のない人が良かれと思って動いたことが逆に妨げになることもあります。手を出すときはよく考えて責任を持ってやりたいです。今回は寄付をしました。今までも寄付してきた信頼できる団体（JENさんもそうです）に少額ずつ寄付します。一つに固めないのは、それぞれの団体に得意不得意分野があると思うので分散するという考えからです。あとは被災地企業の生産品を買って応援などです。

提案を実現する機動力に期待（mayupyon・東京都・45）

昨日のヨーロニアンさんの投稿に感動しました。現地に入らなければわからない貴重な体験に基づくプラクティカルな提案で、被災地の交通･流通を回復させて雇用も促進するという課題解決が期待できるご意見だと感じました。このような提案をすぐに実現できるような機動力がどこかにあるのなら、その個人かグループを支援したいと思います。

購入支援（真打ち・栃木県・46）

売り上げの一部が、義援金に充てられる支援が、自分には合っている。無理が生じず、継続的に関われる為だ。現地へ出向き額に汗をしない方法は、間接的で心が寄り添えていないのでは……と、考えたこともあった。しかし、各々の環境や身の丈を無視しては、継続的な支援は困難だ。難しく捉えず、自分に出来ることで、今後も携わるつもりだ。

募金のみです（ゆうたんぽん・岩手県・50）

私は子どもの学校やスーパーで行っている募金という形で支援しています。東日本大震災の際に支援を頂いたということもあり何かしら恩返し出来ればと思っています。ボランテアもしてみたいとは思いますが、仕事柄、長期の休みを取れる状態にないので、すみませんが募金のみです。

人手が減って来る今からが出番（jersey・福岡県・39）

熊本出身です。断層は知っていましたが、地震は非現実的な認識。火山や水害を警戒して暮らしていました。今回連休で帰省しボランティアを計画していましたが、危険と迷惑を理由に両親と夫に猛反対され諦めました。実家はタンス等が倒れましたが無事でした。確かに車を持たない素人の私に今出来る事は限られていると思い、今じゃないと判断しました。近隣県の強みを活かし今後の長期支援に備えます。仕事上の専門性を活かし、特に障がい者や女性・子どもの支援に協力できればと考えています。

今回も、内容の濃い投稿で、たくさんのご提案を有難うございました！
Kylinさんが、阪神、東日本、熊本で被災されたと伺い、衝撃を受けました。平日こそやって欲しいボランティアについては、内容を教えて頂ければ、JENでなくても誰かが対応できることがあるかもしれませんので、別途何らかの形でご連絡頂けるとありがたいです。
 
日本は都市の中心部を除けば全て車社会ですから、車を使えないと全てに支障が出るので、ヨーロニアンさん、mayupyonさんのご指摘の通り、移動のサポートはとても重要です。
 
n.danさん、いのくちさんやゆうたんぽんさんは、寄付や募金という形の支援を選ばれました。寄付は、自分の思いを実現してくれる（と思われる）人や組織に、自分の思いを託す行為ですから、間接的ではあっても『寄り添っていない』ということは全くありません。
 
いのくちさんや真打ちさんは買い物での支援。これもかなり定着してきました。jerseyさんはご実家が被災された大変な中、投稿ありがとうございます。これから専門性を活かして、とのこと。専門家は圧倒的に足りませんので、頼りにしています。
 
改めて、皆さんが、熊本震災を身近に考え、ご自身の行動を選びとって実行されている様子を伺うことができて、大いに励まされた一週間でした。行動が全てを変えていきます。投稿もボランティアも寄付も、その他の形も、できることをできる範囲で続けて（始めて）頂きたいです。やっている内に、できる範囲が広がりますし、仲間ができていくことも、支援の醍醐味かもしれません。
 
もう一つ、強調しておきたいのが、一人ひとりの防災です。
今回や過去の災害で亡くなった方々が、図らずも命をかけて示して下さったことから学んで、同じことが起きない様に私たち一人ひとりが準備することは、亡くなった方々の人生を尊重することにもつながるように感じています。
 
また、被災後に起きている状況を、考えられる全ての方法で支援し、そこからも学ぶことは、結果的に次の災害にも備えることにつながります。既に、災害の度に『受援力』が高まり、被災された側も応援する側も、相当進化してきましたが、更に準備を進めて、災害に強い日本と世界を皆さんと一緒に作っていきたいです。
 
一週間、どうもありがとうございました！


★熊本地震支援のボランティアを希望される方、ボランティアに関するお問い合わせは、
　熊本市社会福祉協議会まで。


★木山議長の過去の円卓会議より
・シリア難民、EUは16万人受け入れ。日本も難民受け入れますか？
・国際支援、してますか？
・復興支援。自分にできる事を続けていますか？

• 2016.05.13
• 木山啓子 特定非営利活動法人ジェン（JEN）理事・事務局長