働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3399 開催期間 2016年07月08日- 07月15日
皆さんと進めてきた円卓会議も最終回を迎えました。今回のテーマ「朝からしっかり声が出ていますか?」に対して、毎回たくさんの投稿をありがとうございました。一日のスタートに何気なく出している声を改めて考えていただく機会になりましたでしょうか。最終集計では、Yesの方が半数を超え、Noの方も声への関心を持ってくださっていることが伝わってきて、私も励みになりました。 朝は身体がシャキッとしないと声も出しにくいのですが、朝の声でその日の気分も左右されます。生活を朝型にして有効に時間を使う方が増えています。朝の挨拶を意識するなど、特別なことでなくでも継続することが声のコンディションを整えるポイントです。 声が出ると自分自身も気持ちが明るくなったり意欲が高まりますが、周囲の人たちも声のエネルギーを感じ取り、意欲を高めコミュニケーションが向上するなどプラスの効果が伝播します。「声にも笑顔、相手も声の笑顔で返してくれる」「声の印象で相手の反応、受け止め方が違う」といったコメントが印象に残りました。 自分が心地よい声を出せると、相手にとっても聞きやすく、内容もすんなり耳に入ります。声が小さくて聞きにくい、声がざらついている落ち着きがないなど、声から違和感や不快さを与えると、内容を理解する前に聞き手の集中を削ぐこともあります。 私は声にもTPO、適声があると考えています。大きな声や強い声が常時有効とは言えません。朝の声としては、明るく健康的で聞き手のやる気を引き出せる声がふさわしく、場の雰囲気も和らぎます。暗くぼそぼそ弱い声では、気分よく一日が始まりませんよね。「場の空気にピンとした変化をもたらす、切り替えスイッチの役目」という真打ちさん、「柔らかい声の人と話すと気持ちが明るくなる」kkoさん、おっしゃる通りです。息を高い位置で響かせると小さな声でも柔らかい響きで耳に心地よく聞きやすくなります。ハミングの要領で鼻の付け根あたりを響かせる声が使えると声幅が広がり表現も多彩になります。 「朝一番のプレゼンに向けて徹夜で準備をしたのにうまくいかなかった。後で録音した音声を聞いてみると弱々しく自信もなさそうな声だった」と、あさーかすさんが苦い経験を投稿してくださっています。blueberry53さんからも、「朝礼時、声が出ていないと聞き手がキョトンとした反応で、伝わっていないのかと気になる」とコメントを寄せていただきました。声は自分の心やコンディションとも大きく関係していますが、意思伝達の需要な手段であり、お互いの信頼関係を構築する大事な要素といえます。 インターネットの時代で、直接声で話す機会が減っているからこそ、顔を合わせた時に伝える人の声の力が求められています。大事な機会にしっかり相手に伝える声を出せるように、朝しっかり声を出してくださいね。1週間お付き合いいただき、ありがとうございました。★菅家議長も講師をつとめる「講演者総合養成講座」 9月開講! 22期生、募集中です! 詳細はこちら★菅家議長の過去の円卓会議より・あなたの声、信頼される声ですか?・自分が話している時の顔を、見たことがありますか?・あなたの声、仕事での信頼を高めていますか?
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